
ピンクトルマリンは濃い透き通ったピンク色が可愛らしく美しいパワーストーンです。
特に女性から人気があり「恋愛運アップ」や「癒しの力」や「美容効果」の力があるとされています。
今回は、そんなピンクトルマリンの効果や意味などを詳しくご紹介します。
ピンクトルマリン(Pink Tourmaline)とは
ピンクトルマリンとは、様々な色があるトルマリンの中で最も人気が高い、濃く透き通ったピンク色をしたパワーストーンです。
ピンク色をした天然石の中では、ピンクサファイアと並ぶ人気があるとも言われています。
その理由は高価なピンクサファイアに比べて気軽に手に入れることができるからです。
また10月の誕生石はトルマリンとされています。
通常の黒いトルマリンと比べるとピンクトルマリンは華やかな色合いであるため、10月生まれの女性へ贈る誕生石として人気があります。
ピンクトルマリンの特徴
ピンクトルマリンを始めとするトルマリングループは帯電する性質から電気石と呼ばれることが最大の特徴です。
石の結晶が柱状の形をしており、その両端がそれぞれプラスとマイナスの性質を持っているのです。
そのため、トルマリングループは摩擦や熱を加えることによって帯電する性質があります。
なお、水晶も同じ性質を持っていますがトルマリングループの方がその性質が強いためトルマリンの方に「電気石」の名が付けられました。
また、トルマリンはマイナスイオンを発生するとことでも有名です。
この現象は科学的には実証されてはいませんが、そのことを除いてもピンクトルマリンは強い癒しのパワーを発する石です。
鉱物学で見るピンクトルマリン
ピンクトルマリンは鉱物学的に見るとケイ酸塩鉱物の分類となり、結晶の形は三斜晶系です。光沢はガラス光沢でつるつるとした表面と光沢が特徴的です。
トルマリンの成分としてはアルミニウム、鉄、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、リチウムを含み、その成分によって様々な色へと分かれます。
ピンクトルマリンにはマンガンイオンが含まれており、このマンガンイオンが多くなると赤みがどんどん増して赤いトルマリン(ルベライト)になりますが、少ないと赤みは薄れてピンクトルマリンとなります。
ピンクトルマリンのモース硬度は7~7.5程度で、ガラスや鋼鉄に傷がつけられる程度の固さであり、天然石の中でも比較的硬い石と言えます。
ストーンデータ
パワーストーンの名前 | ピンクトルマリン(Pink Tourmaline) |
和名 | 電気石(でんきせき) |
運気 | 恋愛運、健康運、美容運 |
意味・宝石言葉 | 広い心、思慮深さ、貞節 |
誕生石 | 10月の誕生石 |
色 | 濃い目の透き通ったピンク、時にやや紫がかることも |
原産地 | アメリカ、ケニア、タンザニア、ブラジル、ロシア |
こんな方におすすめ
ピンクトルマリンは「恋愛運アップ」と「精神の癒し」の意味があります。また、美容の持続や女性の美しさを引き出すとも言われていますので、次のような方におすすめです。
- 恋愛運で最強のお守りが欲しい人
- 出会いのチャンスを掴みたい人
- 愛を引き寄せたい人
- 愛情を持続させたい人
- 社交性を高めたい人
- 人間関係を豊かにしたい人
- 人生に対する絶望や不安感を消したい人
- 恋人同士の愛を深めたい人
- 過去の愛を浄化して癒したい人
- 心の痛みを和らげたい人
- 不安を取り除きたい人
- 精神を強化したい人
- 若さや美しさを保ちたい人
- アンチエイジング効果が欲しい人
ピンクトルマリンの持つ効果・意味
ピンクトルマリンの持つとされる「恋愛運アップ」「癒し」「美容効果」について詳しく紹介します。
恋愛運アップ
ピンクトルマリンは恋愛に関する全ての悩みに対して効果を発揮すると言われています。
よく、恋に落ちる感覚を「全身に電気が走った様だ」と表現することがありますが、ピンクトルマリンは電気石の異名を持つ通り、恋愛面でも相手に「恋の電流」を走らせるのです。
そのため、好きな人に自分の存在に気が付いて欲しいときや、魅力をアピールしたいときにはピンクトルマリンがおすすめです。
また恋人がいる人でもマンネリ化していたり、愛情を深めたいときにはおすすめです。
ピンクトルマリンは二人の間に電流にも似たパワーを与えることによって、新しい刺激を与えたり、魅力に改めて気が付かせるという効果があります。
さらに、過去の恋のトラウマから先に進めない人もピンクトルマリンを持つと良いでしょう。
ピンクトルマリンが過去のトラウマを癒し心身のバランスを整えます。そして次の恋を引き寄せ、愛を持続させてくれるのです。
恋愛に何かしらの解決したい事柄がある時にはピンクトルマリンがおすすめです。
癒しの力
ピンクトルマリンは結晶の両端にプラスとマイナスの電気を溜めます。そのため、「プラス」と「マイナス」のバランスをとることに優れた力を発揮します。
これは心のバランスを取ってくれる意味もあります。
過去の出来事によって傷ついてしまった心を癒し、次のステップに進むための一歩を踏み出す力を授けてくれると言われています。
また、貧窮が叫ばれる現代社会では将来や人生に希望が見えなくて絶望している人もいるでしょう。
そんな人にもマイナスの感情をプラスに転換させて前向きな心にさせてくれます。
頑張りたいのに頑張る気持ちが湧かない、心と体のバランスがとれていないと感じる人はピンクトルマリンで心身のバランスを整えましょう。
美容効果
ピンクトルマリンには美容効果を高める効果もあるとされます。
女性の魅力を引き出し、眠っていた美しさを開花させると言われている他、若さや美しさを保つ効果もあると言われています。
お肌のトラブルの大きな要因としてストレスが挙げられますが、ピンクトルマリンはイライラした心を鎮めることでもお肌の美しさを保ってくれるのです。
最近心に余裕がなく、お肌の調子も悪くてイライラしてしまうという負のスパイラルにはまってしまっている人は、ピンクトルマリンの力を借りて負のループから脱出しましょう。
ピンクトルマリンの歴史・言い伝え
ピンクトルマリンも含まれるトルマリンの語源は、現在はスリランカであるセイロン島の現地語のシンハラ語の「トルマリ」です。
このトルマリとはジルコンとトルマリンが融合した「混ざった石」を意味する言葉です。
当時はジルコンとの混合石を呼ぶ言葉でしたが、いつしかトルマリンのみに使われるようになり、トルマリンの語源となりました。
古代エジプトにおいて、トルマリンはバイカラーや様々な色を持つ性質から「地球の中心から太陽にかかる虹の橋を渡ってきた」石とされました。
虹の色が石に写ったとされたのです。そしてトルマリンを持つことで、古代エジプト人はトルマリンから宇宙の真理や天上界の知恵を授かろうとしたと言われています。
また、アメリカのインディアン達の間ではトルマリンには大自然の力が宿っているとされ、儀式などでも用いられたという言い伝えがあります。
インディアン達はトルマリンから「聖なるひらめき」を授かろうとしたのです。
ピンクトルマリンの浄化方法
ピンクトルマリンは比較的強い石なので、以下の浄化方法はどちらでも適しています。
- 水晶のチップ、クラスターに乗せる
- 流水ですすぐ
- 太陽光に当てる
- 月光浴させる
- セージをいぶした煙にくぐらせる
ピンクトルマリンと相性の良い組み合わせ
パワーストーンの組み合わせ | 効果 |
ピンクトルマリン×スギライト | 心の問題や弱さの改善 |
ピンクトルマリン×カーネリアン | 忍耐力を授ける |
ピンクトルマリン×インカローズ | 幸せな恋愛や結婚に導く |
ピンクトルマリン×クンツァイト | 愛の癒しの力を与える |
ピンクトルマリン×ローズクォーツ | 美容効果の大幅アップ |
ピンクトルマリン×ルビー | 情熱的な愛を引き寄せる |