
世界三大ヒーリングストーンとして名高いスギライト。日本で発見され、癒しのパワーが強く、ストレス解消に高い効果があり、心の傷を癒す最強のヒーリングストーンといわれています。
20世紀に発見されたパワーストーンの中でも、その癒しの力は格別なものとされています。
そんなスギライトについて詳しく解説していきます。
スギライト(Sugilite)とは
最強の癒しパワーを持つといわれるスギライト。ラリマー、チャロアイトと合わせて三大ヒーリングストーンと呼ばれています。特にストレスの解消に効果が高く、心の平穏をもたらすといわれ人気のパワーストーンです。
比較的新しい鉱物で、日本で発見された唯一のパワーストーンとしても有名です。主な産地としては、南アフリカがあげられますが、日本の愛知県の岩城島と古宮鉱山で産出されます。
濃淡さまざまに美しい紫が特徴で、その色合いによって効果が違うとされています。紫のスギライトは、マンガンが多く含まれていて、大量に産出されることで流通も安定しているため、スギライトといえば紫色というのが一般化しています。
他には、カルセドニーを含んだピンク色のスギライト(ピンク・スギライト)やラリマーを含んだブルーがかったものも存在しています。
スギライトは、衝撃などによって傷がつきやすい石でもあります。
ブレスレットなど身につけて使用する場合も多いパワーストーンですが、日常生活において少しの衝撃でも傷がついてしまう可能性が高く、気がついたら傷だらけということも起こり得ます。十分に注意しておきましょう。
ストーンデータ
パワーストーンの名前 | スギライト(Sugilite) |
和名 | 杉石(すぎせき・すぎいし) |
運気 | 癒し、浄化、健康運、恋愛運、対人運 |
意味・宝石言葉 | 才能の開花、新たな気づき、開運、氣の変化、心地よい癒し、邪気の予防 |
誕生石 | てんびん座の守護石 |
色 | 紫、青、ピンクなど |
原産地 | 日本、南アフリカなど |
こんな方におすすめ
- 癒されたい
- ストレスを解消したい
- 心の安定が欲しい
- 不安を解消したい
- 魔除け、厄除けのお守りが欲しい
- 過去のトラウマから解放されたい
- 成長したい
- ストレスが原因で起こる頭痛を癒したい
スギライトは、癒しのパワーが強いパワーストーンですので、とにかく癒しが欲しい人にはピッタリの石といえます。
ストレスフルな日常をなんとかやり過ごしている状態が続くと心も体も疲弊しますよね。スギライトはそんなツライ毎日を癒すお守りように寄り添ってくれることでしょう。
心の奥底に抱え込んだトラウマから解放されたいと願う人にも、スギライトの癒しのパワーがおすすめです。スギライトの癒しのパワーは、ストレス性と考えられる頭痛に悩む人にも試してみる価値のあるパワーストーンです。
兎にも角にも、癒しを求める人の強い味方としておすすめできるパワーストーンといえます。
その他には、心と体が安定し精神的な余裕が生まれることにより、人としての成長をも助けてくれるとされているので、停滞しや状況から先に進みたいと考えている人にもおすすめできます。
スギライトの持つ効果・意味
スギライトの最大の効果は、色合いによって少しずつ違ってくるので確認しておきましょう。
紫が濃く黒っぽく見えるようなものは、魔除けや厄除けといった効果が強いとされています。マイナスなエネルギーから持ち主を守護する役割を果たしてくれるパワーをもっています。
紫が濃いスギライトは、癖が強く手にしたときに違和感や合わないなと感じてしまうこともあるようです。そんなときは、濃い色は避け明るめの色の石から試してみるといいかもしれません。
反対に、紫の色が明るくなっていくにつれ癒しの効果が高くなります。スギライトの癒し効果を全面的に受けたいという場合は、紫が濃いものよりも明るめのモノを選ぶといいでしょう。
また、感性を研ぎ澄まし成長を促すという効果も期待できるとされているパワーストーンでもあります。
スギライトは、持ち主を外部からのマイナスなエネルギーから守り、心と体を癒すのに有効なパワーストーンといえます。
スギライトの歴史・言い伝え
1974年に国際鉱物学連合に新しい鉱物として、岩石学者の村上允英氏が申請し村上氏の恩師の名前(杉健一氏)にちなんでスギライトと名づけられました。新しい鉱物として認められたとき、発見されてから30年以上もの年月が経っていました。
ここまでお伝えしてきたスギライトの色は紫です。しかし、愛媛県岩城島で発見されたスギライトは「黄褐色」の小さな結晶でした。本来のスギライトは、黄褐色ということになります。
現在流通している紫のスギライトは南アフリカ産のもので、日本で産出されるものより大量に産出されていて、マンガンが多く含まれている鉱物なのです。正確には、「マンガン・スギライト」と呼ばれているのです。
発見者であり、命名者でもある村上氏も、南アフリカ産のスギライトと日本産のスギライトが同じものであるということに驚いたと伝えられています。
紫色のスギライトの方が安定して流通していますし、その美しい色合いから人気となり一般的にスギライトといえば紫色の石をいうようになったと考えられます。
スギライトの浄化方法
スギライトはあまり浄化を必要としないパワーストーンという説もありますが、購入当初や石のパワーを激しく消耗しているときなどは、浄化する方がいいでしょう。
- 水晶クラスター
- ホワイトセージ
- 月光浴
上記のような浄化方法が適しています。水晶クラスターは柱状化した水晶が集まったもので、とても浄化作用の強いものです。水晶クラスターで浄化するときは、浄化したい石を水晶クラスターの上に乗せて置くか、近くに置いておくだけで浄化ができます。
水晶クラスターが入手できないときは、さざれ石を用意して浄化に使用するのもひとつの方法です。浄化用として販売されていることも多く比較的入手しやすいのでおすすめです。
ホワイトセージを使って浄化する際は、ホワイトセージの葉先に火をつけて浄化したい石を煙にくぐらせて浄化します。
月光浴で浄化する際は、満月の夜を選びましょう。満月の月の光が届く窓辺など浄化したい石を置いて月の光をあてて浄化します。
浴水や太陽光での浄化避けて方がいいでしょう。太陽光にそれほど強い石ではないので、太陽光に当てすぎてしまうと、変色してしまうことがあります。
保管の際は十分に注意して、太陽光の当たらない場所で保管することをおすすめします。
浴水を避けるのも変色を避けるためです。浴水もよいとする説もありますが、大切なパワーストーンが変色してしまうのは残念ですので、浴水並びに太陽光での浄化は避けておいた方が無難です。
同様の理由で「塩」での浄化も注意が必要です。大切なパワーストーンですから、少しでも心配のある方法で浄化をするのはやめておくと安心です。
普段身につけているときに「汗かいっちゃった・・」となったときには、やわらかい布で丁寧に拭いてから保管するといいでしょう。
好きな時に身につけて、帰ったらしっかり拭いて太陽光を避けられる場所に保管すればいいので、あまり神経質にならないようにしましょう。
スギライトと相性の良い組み合わせ
パワーストーンの組み合わせ | 効果 |
スギライトとソーダライト | 洞察力・判断力の向上、目標達成 |
スギライトとアメジスト | ヒーリング、心の平安をもたらす |
スギライトと翡翠 | 潜在能力を引き出す、ヒーリング |
スギライトとラピスラズリ | 洞察力・集中力の向上、自己表現能力の強化 |
スギライトとチャロアイト | 精神的な疲労の回復、深い癒し、心身のリラックス |
スギライトとサファイア | 精神の混乱を鎮める、心と体のバランスを整える |
スギライトとピンクトルマリン | 弱点の克服 |