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ガーネット(Garnet)

深い赤色が美しいガーネットは、パワーストーンとしてだけでなく、宝飾品としても有名な石です。持ち主の努力を支え実らせる力と、恋愛成就の石としても知られています。深い愛と絆を結び、持ち主の実りを助けるガーネットの魅力を詳しく解説していきます。

ガーネット(Garnet)とは

1月の誕生石として有名なガーネット。実は鉱石単体で呼ばれているのではなく、ガーネットグループという鉱石のグループ名なのです。ガーネットグループの鉱石は、一説に40種類以上あるともいわれています。

色合いも、青色以外ほとんどの色があるといわれていて、その色を決めるのは鉱物に含まれる成分によります。

パワーストーンとして流通しているガーネットは、「アルマンディンガーネット」と呼ばれるものです。このガーネットは、暗い赤色から赤色の一般的にガーネットの色と思われている色をしていて、流通量も多いです。

パワーストーンの効果として語られるものも、この最もポピュラーなアルマンディンガーネット(和名:鉄ばん柘榴石)の効果であると考えて差し支えないでしょう。

ガーネットは、研磨加工が難しい石です。丸く加工されているものにも傷のようなへこみがあるものがあります。インドなどで加工されるガーネットには赤色を目立たせるため着色加工を施しているものもあるようです。着色など加工していないものが欲しいと考えるなら、購入前に確認してみるといいかもしれません。

ストーンデータ

 

パワーストーンの名前 ガーネット(Garnet)
和名 柘榴石(ざくろいし)
運気 実りの象徴、恋愛成就
意味・宝石言葉 真実、友愛、実り、繁栄、貞節、忠実、勝利、絆
誕生石 1月の誕生石
深く濃い赤色、赤色、黄色、緑色、ピンク色、褐色、無色、黒色
原産地 アフガニスタン、アメリカ、インド、オーストラリア、スリランカ、タンザニア、ブラジルなど

こんな方におすすめ

  • 叶えたい夢がある
  • 目標を達成したい
  • 努力の成果を感じたい
  • 困難に立ち向かう勇気が欲しい
  • 受験や資格試験、就職活動など結果を出しい
  • 大切な人と絆を深めたい
  • 女性としての魅力を向上させたい
  • お守りになる石が欲しい
  • 人間関係を改善したい
  • ネガティブな感情を浄化したい

コツコツと積み上げてきた努力の成果が実るサポートをしてほしい時には、ガーネットがおすすめです。ガーネットは、実りの象徴であり持ち主の努力を成功へと導くパワーを持っているとされているからです。

受験や就職試験、資格試験など努力を積み重ねていることの結果を出しやすくしてくれるでしょう。

目標や夢、自ら努力して掴み取ろうとしている人に寄り添って、実りをもたらすサポートをしてくれるのがガーネットですので、努力を重ねる中で助けを必要とするときにおすすめできるパワーストーンです。

恋愛成就を願う人にもガーネットはおすすめです。ガーネットは「情熱の石」ともいわれ、愛する人との絆を深め末永くともにあることを願うならガーネットですね。

ガーネットの持つ効果・意味

努力が報われる

ガーネットは努力を重ねる人の味方をしてくれるパワーストーンです。目標に向かって努力を重ねていたり、夢に向かって行動していたり、自らが動いていることが前提です。

努力を重ねる中で行き詰ってしまうときは、ガーネットがそっと寄り添い、目標達成のサポートをして、努力が報われるための手助けをしてくれるでしょう。

忍耐力を与える

また、持ち主に忍耐力や前向きに乗り越えるためのサポートをしてくれる石でもあります。精神力を高め、勇気をもって進むことができる力を与えてくれるといわれています。

夢を描いたとき、初心を忘れず、信念をもって行動できるよう手助けをしてくれます。

強い浄化作用で人間関係を改善

ガーネットは、強い浄化作用ももっているとされ、心と体のバランスの崩れを解消させて、ネガティブな感情から解放してくれるといわれています。

特に、人間関係に悩んでいる場合に力を発揮してくれるといわれています。

恋愛成就

ガーネットの「実り」の力は、恋愛においても発揮されるといいます。愛する心を育むといわれ、恋愛成就に効果が期待できるパワーストーンです。

また、「情熱の石」と呼ばれ、愛する人との絆を深め末永く共にありたいときにもサポートしてくれるでしょう。想い人の心を惹きつけて、恋愛(片想い)を成就させる手助けにもなってくれることでしょう。

結婚18年の記念石としてガーネットが設定されていて、「変わらぬ愛、一途、貞節」という意味を込めて贈るのだそうです。

ガーネットの歴史・言い伝え

ガーネット、その名前はラテン語の種子を表す「granatum(グラナトゥム)」に由来するといわれています。種子がいずれ実を成すところから、実りの象徴として大切にされてきました。

ガーネットは古くから世界各国で、大切にされていて、「神聖な石」とされ崇められていたようです。

古代エジプトでは、強力な護符として彫刻をしたガーネットが崇められていて、ユダヤの司祭が身につけていたと伝えられています。

中世ヨーロッパでは、ガーネットの赤色が「血液の象徴」とされ、戦地へと赴く兵士たちに流血(ケガ)なく帰還できるよう、ガーネットをお守りとして持たせたと伝わっています。

ガーネットには血液と深いかかわりがあり、血の巡りをよくするとされていて、生命力を高めるとされていたことも、兵士たちに持たせたことに大きく関わっていたかもしれません。

また、「血族の結束」を表すものとして、王家の紋章に使用されていました。

ガーネットの浄化方法

ガーネットの浄化には以下の方法があります。

  • 水晶クラスター
  • ホワイトセイジ
  • 太陽光
  • 月光
  • 浴水

上記のように浄化方法のほとんどが使用できるので、比較的扱いやすいパワーストーンといえます。

水晶クラスターでの浄化は、乗せて置くか近くに置くことで浄化が可能です。水晶クラスターでなくても水晶タンブル(さざれ石)を器に敷きつめて、その上に置いておくという方法でも構いません。ホワイトセイジでの浄化は、葉先に火をつけ煙にくぐらせるという浄化方法になります。

太陽光で浄化する際は、窓辺など日差しの入る場所に置いて太陽光を浄化したい石に当てるという方法です。ガーネットは太陽光(紫外線)にも強いとされていますが、万が一の変色など心配ですので、あまり長時間にならないように気を付けましょう。

月光での浄化は、満月の夜に窓辺など月明かりがあたる場所に浄化したい石を置いておくという方法です。

浴水は、流水での浄化となります。水道の蛇口を少しだけ開けてごく細く流しておきます。流している水をボールに受け、その中に浄化したい石を入れておきます。ボールから水が常に溢れている状態は、清流など流れのある場所での浄化と同じ意味となります。

塩での浄化には、天然塩を使用します。粗塩で構いません。浄化したい石を器に敷きつめた塩の上に乗せるか、塩に埋めてしまうかで浄化する方法です。ガーネットは塩分にも強い石とされますが、万が一のことを避けるため長時間の浄化の際は変色などがないかチェックしながらがいいかもしれません。

ガーネットと相性の良い組み合わせ

パワーストーンの組み合わせ 効果
ガーネットとロードナイト 心の強化、安定した愛情を育む
ガーネットとスモーキークォーツ 生命力の向上、心身を保護するお守り、マイナスエネルギーの除去
ガーネットとブラッドストーン 気力・体力の向上、心身の疲労の除去
ガーネットとルビー 血液と筋肉に力を与える
ガーネットとトルマリン 肉体と精神の活性化
ガーネットとインカローズ 恋愛の情熱の向上
ガーネットとカルセドニー 恋愛を前進させる、気になる人と近づける
ガーネットとアパタイト 血の巡りをよくする、生理を安定させる

 

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